1つの投稿につき、タグを3つまで持てるようにするために、tag1、tag2、tag3というカラムを作っています。

select * from posts where tag1 = 1 or tag2 = 1 or tag3 = 1;

ジェイウォークと同様で、交差テーブルを作ります。

8章メタデータトリブル(メタデータ大増殖)

SQLのパフォーマンスを上げるために、テーブルを複数のテーブルに分割するというアンチパターンです。

create table posts_2020(...); // 2020年の投稿
create table posts_2021(...); // 2021年の投稿
create table posts_2022(...); // 2022年の投稿

各テーブルでCHECK制約をつけることで、他のテーブルに入っているべきデータが間違って入っている、という状態を防ぐことができます。

create table posts_2020(
   ...
   created_at date check (extract (year from created_at) = 2020)
);

各テーブル毎に独立して、idを作成していると、日時の変更などで別のテーブルに移動させたいレコードがある時、idが衝突して移動できない場合があります。これを防ぐためには、全てのテーブルで一括してidを作成する必要があります。
テーブルの数が増えるにつれて、以下のような既存のSQLを修正する必要があります。

select * from posts_2020
union select * from posts_2021
union select * from posts_2022;

最新データから過去データを切り離す目的であれば、上記の問題点は発生しないことが分かります。また過去データを切り離すことで、パフォーマンスの向上が見込めるため、適切な処理と言えます。

パーティションと呼ばれる機能を使います。

create table posts (
  ...
) partition by hash (year(created_at))
partitions 3;

テーブルは物理的には分割されていますが、それを意識することなくSQLを実行することができます。

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